2. 障害福祉サービスの主な類型

開設・運営のポイント

前回、「障害福祉サービス事業とは何か」を整理しました。

制度としての全体像は見えてきたものの、実際のサービス内容は多岐にわたります。

障害福祉サービスは、大きく分けると次の三つの類型に整理することができます。

・就労系サービス

・介護系サービス

・居住系サービス

この三つは、それぞれ役割が異なります。

ただし、実際には単独で利用されるというよりも、組み合わせて利用されることが多いのが特徴です。

まずはそれぞれの位置づけを簡単に見ていきます。


就労系サービス

就労系サービスは、働くことに焦点を当てた支援です。

一般就労を目指すものから、福祉的就労の場を提供するものまで、いくつかの種類があります。

代表的なサービスとしては、次のものがあります。

・就労移行支援

・就労継続支援A型

・就労継続支援B型

障害福祉サービス事業の中でも、開業を検討する方が多い領域でもあります。


介護系サービス

介護系サービスは、日常生活の支援を中心としたサービスです。

食事や排せつ、入浴など、生活全般の支援を提供します。

代表的なサービスとしては、

・生活介護

・居宅介護

・短期入所(ショートステイ)

などがあります。

利用者の障害の程度が比較的重いケースも多く、職員体制や設備要件も就労系とは異なります。


居住系サービス

居住系サービスは、生活の場そのものを提供するサービスです。

代表的なのは、共同生活援助、いわゆるグループホームです。

・共同生活援助(グループホーム)

・施設入所支援

などがこれにあたります。

日中活動として就労系サービスや生活介護と組み合わせて利用されることが多いのも特徴です。

例えば、

グループホームに入居しながら

日中は就労継続支援B型に通所する

といった形です。

障害福祉サービスは、このように「生活」「日中活動」「就労」が組み合わさって成り立っています。

次回は、この三つの類型の違いについて、もう少し整理してみたいと思います。


お問い合わせ

障害福祉サービス事業の立ち上げを検討されている方、

制度の整理から進めたい方も、お気軽にご相談ください。

・どのサービスで開業すべきか

・物件選びの注意点

・人員基準の考え方

・指定申請の流れ

初期段階からのご相談も可能です。

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